ユーティリティカーゴバイク「CAPACITA」
(注:画像はプロトタイプ 製品版とはデザインやモーター装着位置などが異なります)
(注:画像はプロトタイプ 製品版とはデザインやモーター装着位置などが異なります)
クルマ社会である米国で、子どものいる家族がクルマ代わりに利用できる交通手段を目指したカーゴバイク。クルマから乗り換えた人がなるべく違和感や不便を感じないように、基本的な安全性を確保した上で、便利な機能が搭載されている。

子どものいる家族がクルマ代わりに利用できる交通手段を目指したカーゴバイク
(注:画像はプロトタイプ 製品版とはデザインやモーター装着位置などが異なります)
(注:画像はプロトタイプ 製品版とはデザインやモーター装着位置などが異なります)
例えばフロントライトはフレーム内に組み込まれており、利用者がライトを用意したり、バッテリーを充電したりといった手間を省きつつ、夜間走行の安全性を確保している。ブレーキライトも搭載された。

クルマから乗り換えた人も違和感なく、夜間の安全性を確保
(注:画像はプロトタイプ 製品版とはデザインやモーター装着位置などが異なります)
(注:画像はプロトタイプ 製品版とはデザインやモーター装着位置などが異なります)
米国では子どもの送り迎えは親の義務。雨の日でもさぼることはできない。雨天でも安全な走行と停止ができるように、制動装置にはディスクブレーキが採用されている。

ディスクブレーキを採用
リアには頑丈なカーゴラックを装備。子どもを乗せられるだけでなく、約80キロまでであれば様々な荷物も載せられる。

約80キロまでなら様々な荷物も載せられる

…これは、載せすぎ?
(注:画像はプロトタイプ 製品版とはデザインやモーター装着位置などが異なります)
(注:画像はプロトタイプ 製品版とはデザインやモーター装着位置などが異なります)
タイヤには、24x2.35の太目のものが採用された。多くの荷物を搭載していても、余裕のある走行が可能だ。段差越えなどでもあまり衝撃を感じず、快適に走れる。
ボトムブラケットにはトルクセンサーが取り付けられており、利用者がペダルを漕ぐトルクと、走行スピードを検知。それらにあった最適なモーターアシストを提供する(注:仕様は変更される可能性があります)。
トルクセンサーを装備
(注:画像はプロトタイプ 製品版とはデザインやモーター装着位置などが異なります)
(注:画像はプロトタイプ 製品版とはデザインやモーター装着位置などが異なります)
バッテリーが取り外せるのも、「CAPACITA」の特徴。駐輪場にAC電源の無い場合には、バッテリーだけを室内に持ち込んで充電できる。2時間の充電で最大65キロの走行が可能だ。

バッテリーは取り外して充電できる
フレームはアルミ製。カーゴバイクでありながら軽量ボディを実現しており、大人であれば持ち上げることもできる。

クルマ代わりの乗り物を、クルマの上に?
「CAPACITA」の日本での販売について、Pure Cyclesを日本で取り扱うN社のHさんに話を伺ったところ、現時点ではまだなんとも言えないとの回答を得た。だが日本市場で受け入れられるようであれば、日本導入も検討したいとのこと。
都市生活者には合っているかも?
(注:画像はプロトタイプ 製品版とはデザインやモーター装着位置などが異なります)
(注:画像はプロトタイプ 製品版とはデザインやモーター装着位置などが異なります)
「CAPACITA」は日本の子乗せタイプの電動アシスト自転車に機能が近い。このタイプの自転車の仕様を突き詰めていくと、どこの国の自転車メーカーも、日本の子乗せ自転車に近いものを完成させるという事実はとても興味深い。
とはいえ、デザインは日本メーカー製とは異なったもの。同様の機能を持ちつつも、日本のメーカー製とはちょっと違うデザインを欲する人には、「CAPACITA」は面白い選択肢となるかもしれない。