
「Carapate」は広く開くドアからの景色をたっぷり楽しめるキャンピングトレーラー。フランスのCarapate Adventureが開発・販売しています。
キャンピングトレーラー「Carapate」
トレーラーのサイズを最小に、ドアのサイズを最大に設計された商品。サイズは全長3.2x全幅1.9x全高1.7メートルで、重さ450キロと小型軽量。パワーの無いクルマでも牽引でき、狭めのキャンプ場や駐車場にも設置できます。
小さなパワーの無いクルマでも牽引できます
一方、ドアは側面の大半を占める大きなサイズ。フルオープンすれば、室内と屋外をシームレスにつなげられます。

ドアを開ければ、室内と屋外がつながります
ホテルに対するキャンピングトレーラーの大きなメリットは、「ホテルの無い、絶景ポイントで一夜を過ごせる」こと。「Carapate」であれば、そんな絶景ポイントからの眺めを広いドアから思う存分堪能できそうです。
ホテルからは見られない夕景~夜景を堪能
独創的な形とカラーリングも「Carapate」の特徴。素材が金属で色は白か銀色の多いキャンピングカーやキャンピングトレーラーがずらりと並ぶRVパークなどで、素材が木材でカラーは5色から選択でき「Carapate」はとても目立ちそうです。

自然の景色には溶け込みやすいデザイン
装備はこのサイズのキャンピングトレーラーとしてはごくごく普通のもの。トレーラー後部には12Lの水タンク、カセットコンロ、ポータブルシンクなどで構成されたキッチンが装備されています。

リアにはキッチン装備
このキッチンは車内でも車外でも調理できるのが特徴。普段は車外で調理し、天候がいまひとつなときには車内で、という使い分けができます。

屋外調理の例
キッチンの上にはマットレスを設置可能。子どもが眠るスペースを作り出せます。床に設置されたマットレスと合わせると、大人2人、子ども1人が就寝できます。

キッチンに天板を設置して

マットレスをのせれば子供用ベッドに
車内の壁面には、ポケットを設置可能。ちょっとした小物などを、おしゃれに収納できます。
フランスっぽい?
価格は1万4,000ユーロからになるそう。日本での販売についてCarapate Adventureに尋ねたところ、同社Reymond Jean-Marieさんより、同社はスタートアップで現時点ではフランスとEU圏での販売拡大にフォーカスしたいとのこと。でも将来的には日本を含む海外で販売できるほど会社の規模を大きくしていきたい、との回答を得ました。
同社共同代表であるReymond Jean-Marieさんと、Denis Fabienさんの頑張りに期待しましょう。