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空の旅、どんどん自動化--係員に頼まず手荷物を預けられる機械、ANAが導入

羽田空港に、手荷物を自動で預かってくれる装置と、より簡単に自動チェックインができる装置が登場した。全日本空輸(ANA)が「ANA FAST TRAVEL」という名前で行うサービスの一環だ。

自動手荷物預け機

導入場所は、羽田空港国内線第2旅客ターミナル。

利用イメージ

手荷物を自動で預けられる装置は「ANA Baggage Drop」という名前。係員カウンターに行かなくても装置の中に旅行鞄を入れて、操作をするだけで預けられる。7月から使えるようになる。

また新型の自動チェックイン機は秋ごろから利用可能になる見通し。操作画面が19インチと、従来の17インチより大きく見やすくなっている。画面のデザインも変更し、必要な手続きを案内にそってより簡単にできるようになっている。

新型の自動チェックイン機も秋以降に登場

従来カウンターで行っていた手続きもこの装置だけで順次完了できるようになる。「欠航や遅延時などの予約変更や払い戻し」「チェックイン後の座席変更、マイル登録、領収書の発行」「国際線航空券を持っている場合の国内区間のチェックイン」などだ。

2016年春には羽田空港第2ターミナルにあるANAの出発ロビーのレイアウトや案内表示も変更する。出発カウンターは、自動手荷物預け機や新型の自動チェックイン機を中央に集める配置になり、待ち時間を減らせるようにするそう。

出発カウンターのイメージ

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