米国 ACTON は、電動の“スマートローラースケート”「RocketSkates」を開発した。現在、市販化に向けて kickstarter で出資者を募集中。資金調達に成功した場合、2014年10月から米国、12月からアジア&欧州に向けて製品の出荷を開始する予定だ。
「RocketSkates」はスニーカーなどに取り付けて使用する電動ローラースケート。身体を前に傾けると加速し、後ろに傾ければ減速して停止するという、セグウェイに似た操作方法を持つ乗り物だ。セグウェイ同様、操作に慣れるまでは若干時間が必要だが、慣れてしまえば通勤時の“ラストマイル”移動にも使えるという。
「RocketSkates」は靴に取り付けて使用するローラースケート
身体を前に傾けると加速し、後ろに傾ければ減速して停止する
一般的なローラースケートとは異なり、取り付けたままでもも普通に歩いて移動できるのが特徴。
「RocketSkates」はスマートフォンと連携し、“スマートローラースケート”としても機能する。同社が提供するアプリを利用すれば、その日走ったルートをトラッキングしたり、そのルートを友だちをシェアしたりできる。また、「RocketSkates」が少し離れた場所に置かれているとき、アプリを使用して手元に呼び寄せることも可能だ。
「RocketSkates」の最高速度は、時速19キロ。走行可能な距離はモデルによって異なり、R6 であれば約9.7キロ、R8 であれば約12.9キロ、R10 であれば約16キロの走行が可能だ。充電に必要な時間は1.5時間となっている。
価格は R6 が249ドル、R8 が 488ドル、R10 が599ドル。日本への送料が別途100ドル必要となる。日本の公道を走行できるかについては確認が必要だ。