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自転車用タイヤの交換は、ファスナーで ― 10秒で雪道用タイヤを装着できる「reTyre(リタイヤ)」

ファスナーで取り付け/取り外しできる自転車用タイヤ「reTyre(リタイヤ)」

クルマのオーナーであれば、雪の季節になればスタッドレスタイヤに履き替えて、雪道の安全性を高めることができる。だが自転車では難しい。もちろん、実践している人もいるだろうが、タイヤを取り外して雪道用タイヤに取り換えるのは素人には難易度が高いだろう。

その結果、凍結路でこんな悲劇が

「reTyre(リタイヤ)」はファスナーでスキンを取り付けることで、雪道用のタイヤを利用可能にする自転車タイヤ。ノルウェイのTechniumが開発した。

ファスナーでスキンを取り付ければ、雪道用のタイヤに!

夏場など、雪道用スキンを使わないときには、
専用バッグに入れて保管できる

「チューブ+タイヤ」+スキンで構成された商品。このうち、「チューブ+タイヤ」に関しては一般的な自転車用タイヤとほぼ同じと考えてよい。だがその上にスキンを取り付けられる点がユニーク。このスキンは、慣れれば数秒で取り付け/取り外しが可能だという。

一般的な「チューブ+タイヤ」に「スキン」を加えたのが「reTyre(リタイヤ)」

スキンには、雪道用のスタッド入りモデルの他、オフロード走行に強いオールテリアンモデルなども用意されている。スキンは、モデルごとに異なったトレッドマークが刻まれており、天候や道路状況に合わせて最適なものを選択できる。

オフロード走行に強いオールテリアンモデル

価格はチューブ+ベースタイヤが36ドル程度から。冬季用のスタッド付きスキンは70ドル程度から。今年の夏、EU内の複数のサイクルショップで販売開始の予定。

冬季用のスタッド入りスキン(画像左)と、オフロード走行に向いたオールテリアンスキン(画像右)

日本での発売についてTechniumに尋ねたところ、同社CEOであるPaul Magne Amundsenさんより、現在同社ではアジアでのディストリビューターを探しているとの回答を得た。また、2~3か月以内にKickstarterで先行販売を実施するので、早めに入手したい方はそれを活用してみて欲しいとのことだった。
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