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スクランブラーにインスパイアされた電動バイク、Juiced Bikes「Scrambler」シリーズ

1960年代に流行したスクランブラースタイルのバイク。近年、そのスタイルを模した電動バイクや電動アシスト自転車が次々登場している。

「Scrambler」シリーズは、そんなスクランブラースタイル電動バイクに新たに加わった一台。米国サンディエゴに本拠を置くJuiced Bikesが開発した。

スクランブラーにインスパイアされたJuiced Bikes「Scrambler」シリーズ

パーツの多くに自転車用を採用。フレームデザインもシンプルにすることで、先行のライバル車と比較して価格が低めに設定されている。米国での販売価格はシリーズ中最も安価な「CampScrambler」で1,699ドル。Juiced Bikesは現在クラウドファンディングサイトIndiegogoで販促を兼ねたキャンペーンを実施しているが、そこでの価格は999ドルとなっている。このクラスの電動バイクとしては、驚くべき低価格といってよいだろう。

Indiegogoキャンペーン価格は999ドル!

750Wのリアハブモーターを装備しており、最高速度時速45キロで走行できる。バッテリーは13Ahタイプで、1回の充電で約51キロの走行が可能だ。

750Wのリアハブモーターを装備

51キロは短いと感じる人も多いだろう。最高速度である45キロで走行していたら、1時間ちょっとでバッテリー残量はゼロになってしまうためだ。だが大丈夫。「Scrambler」シリーズにはペダルとシマノ製7速変速機も搭載されている。バッテリーが切れたら、ペダルを漕いで家まで戻れば良い。

いざとなったら、足でペダルを漕ぐ

ユーザーの利用シーンに合わせて、「CampScrambler」「CityScrambler」「HyperScrambler」の3モデルが用意されている。「CampScrambler」はもっともベーシックな構成で、KENDAのオフロードタイヤが装着されており、オフロード走行をそれなりに楽しめそうだ。

KENDAのオフロードタイヤが装着された「CampScrambler」
オフロードも楽しめる?

「CityScrambler」のスペックは「CampScrambler」とほぼ同じだが、タイヤにはロードタイプが装着された。またカラーは都会の景色に溶け込みやすいブラックとされている。

通勤にも使える「CityScrambler」

「HyperScrambler」は1,100ワットのハイパワーなモーターを装着したマシン。最高速度は時速54キロに設定された。変速機にはシマノ製9速が採用されている。その他、「CampScrambler」「CityScrambler」ではフロントフォークにコイルサスペンションが搭載されていたが、「HyperScrambler」ではエアサスペンションが採用された。

1,100ワットモーター、シマノ製9速変速機、エアサスなどが搭載されたハイパワーマシン「HyperScrambler」

Indiegogoでのキャンペーンは7月10日に始まったばかり。出荷開始時期は2018年の秋に予定されている。

始まりがあれば、終わりもある

日本への出荷について尋ねたところ、当面は米国市場にフォーカスしたいので海外進出は考えていないとのことだった。

もう一度言う
始まりがあれば、終わりはきっと来るぞ
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